ループ3周目の第二王子様!─溺愛同棲ルートに連れ込んで、無表情無口令嬢を泥デロ幸せにするまで─
レイラの聖母の如き慰め抱っこで涙も引っ込んだ後、ポンコツルーカスはまたいつもの同室寝に甘んじた。
いつでも夜這いバッチコイなレイラだが、
押し倒しても問題ない雰囲気だったが、
ルーカスはそんなことはしない。いや、できなかった。ルーカスに空気を読むなんて高等技術は使えない。
朝になり、ルーカスははにかんで部屋を出て行った。