麻衣ロード、そのイカレた軌跡⑧/発熱の果実たち、迷宮へ…!
龍虎、第2章へ…/その13
ケイコ
「ああ、初めまして。横田です。今日はお世話になります」
「あらあら…、話に聞いてた通りね。その辺の女子高生そのまんまだわ。はは…、まあ、よろしく」
黒原さんはそう言いながら手をさし伸ばしてきたんで、ちょっとあっけにとられたけど、その場で握手をね…
噂では耳にしてたけど、貫禄あるな、この人…
まあ、伝説の人、黒原盛弘さんの奥さんだもんね
「…あっちの奥にもう来てるから」
「そうっすか…。なら、ケイちゃん、奥行こうや」
「あ、はい…」
もう来てるのか、立会人の人…
さて、誰だろうか…
...
「合田さん!」
「いやあ、波沢さん、その節はお世話になりました…。今日は遠いところ、ありがとうございます」
なんと立会人は湘南のリーダー、波沢丈子さんだった!
「そんなのいいのよ。それよりあの後、足を骨折したそうじゃない。えらい目にあったわね…」
「いえ、もう”解決”済みですから。足の方も順調に回復してますんでご心配なく」
「そう…。まあ、元気そうで安心したわ。ええと、そちらが例の…」
「ええ、横田競子ですよ、この子が」
荒子さんは脇にそれ、後ろに立っていた私は数歩前に出た
「横田さん、私は湘南の波沢丈子です。初めまして、今日はよろしくね」
「…初めまして。横田競子です。今日は遠いところ、恐縮ですが、こちらこそよろしくお願いいたします」
ソファから立ち上がった波沢さんは、思ったより小柄だった
でもやっぱり、この人もオーラは感じる…
「ハハハ…、ケイちゃんには話してなくてびっくりしただろうけど、今日は波沢さんにも今後の南玉連合の再建案を聞いてもらおうとおもってな」
「さあ、みんなとにかくかけてよ。今冷たいもん持ってくるかさ…」
黒原さんにそう促され、私達は広めのソファに腰を下ろした
たぶん、黒原さんも話には加わるだろうし、その中で新入りの私ってことか…
一体、どんな話になるのかな…
ケイコ
「ああ、初めまして。横田です。今日はお世話になります」
「あらあら…、話に聞いてた通りね。その辺の女子高生そのまんまだわ。はは…、まあ、よろしく」
黒原さんはそう言いながら手をさし伸ばしてきたんで、ちょっとあっけにとられたけど、その場で握手をね…
噂では耳にしてたけど、貫禄あるな、この人…
まあ、伝説の人、黒原盛弘さんの奥さんだもんね
「…あっちの奥にもう来てるから」
「そうっすか…。なら、ケイちゃん、奥行こうや」
「あ、はい…」
もう来てるのか、立会人の人…
さて、誰だろうか…
...
「合田さん!」
「いやあ、波沢さん、その節はお世話になりました…。今日は遠いところ、ありがとうございます」
なんと立会人は湘南のリーダー、波沢丈子さんだった!
「そんなのいいのよ。それよりあの後、足を骨折したそうじゃない。えらい目にあったわね…」
「いえ、もう”解決”済みですから。足の方も順調に回復してますんでご心配なく」
「そう…。まあ、元気そうで安心したわ。ええと、そちらが例の…」
「ええ、横田競子ですよ、この子が」
荒子さんは脇にそれ、後ろに立っていた私は数歩前に出た
「横田さん、私は湘南の波沢丈子です。初めまして、今日はよろしくね」
「…初めまして。横田競子です。今日は遠いところ、恐縮ですが、こちらこそよろしくお願いいたします」
ソファから立ち上がった波沢さんは、思ったより小柄だった
でもやっぱり、この人もオーラは感じる…
「ハハハ…、ケイちゃんには話してなくてびっくりしただろうけど、今日は波沢さんにも今後の南玉連合の再建案を聞いてもらおうとおもってな」
「さあ、みんなとにかくかけてよ。今冷たいもん持ってくるかさ…」
黒原さんにそう促され、私達は広めのソファに腰を下ろした
たぶん、黒原さんも話には加わるだろうし、その中で新入りの私ってことか…
一体、どんな話になるのかな…