時間が巻き戻って、心を入れ替えた悪役令嬢は何故か愛されるようになりました!





目を覚ますと、私はベットの上にいた。


ここがどこだか見覚えがありすぎる。


私の部屋だわ……


さっきまで私は殺されかけていたのに、どうして部屋に……


それとも、まさかさっきのは夢……?


「ミルフィー様、失礼いたします」


混乱していると、侍女のマイラが入ってきた。


「マイラ……」


「どうなさいました?顔色が悪いですが……」


マイラは私を気にかけてくれていた方だった。


でも、マイラは確か私が17歳の時に嫁いでいったはず。


どうして、ここにいるの……?


まさか、時間が巻き戻っているとか……?


「マイラ、今は何年何月何日?」


マイラの問いかけを無視して聞いたら、訝しげな表情をされる。


でも、すぐに答えてくれた。


「帝国暦258年3月18日でございます」

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