時空を越えてトキと繋がる
今年も七夕を迎えた。
今年の七夕は朝から少し違った。
私はいつものように在宅で仕事をしている。
昔から、体が弱く、何度も入退院を繰り返してきた。
外で働くには少し厳しいこともあったから。
今は手術をして、だいぶ元気なったのだけど。
お昼過ぎ、突然窓の外から、凄い閃光のような光が差し込んだ。
何事かと想い、窓を開けると、私は光に包まれた。
そして、不思議な世界に入ってしまった。
そこで出逢ったのは、異空間案内人と名乗る男性だった。
名前は剛と言った。
「彩菜様、本日は貴方の望みを叶えるため、参りました。貴方がずっと願い書き続けた手紙を、自ら渡してみませんか?実は、彼も貴方のことを想っていました。私達はそのお手伝いをするために、この空間にいます。生と死の世界を繋ぐ者です」と剛は言う。
私はそんなことできるの?と想いながらも頷いていた。
そして、私は剛と一緒に異空間を巡ることになった。剛に色々と説明を受けて着実に彼に逢う準備をした。
「逢える期間は1週間です。その間は2人きりでどんな時間を過ごしてもらっても構いません。何か困ることがございましたら、何なりとお呼びつけください。この空間では普通の生活が可能です。見た目で判断出来るような要素はありません。結界みたいな感覚だと思われます」と剛は説明をした。
私は頷いた。
「では、召喚致します」と言われ、
男性が現れた。
私の前に現れた男性、
「あのー」と声をかけられた。
「案内人から、毎年届かない僕宛の手紙を書いてくれてるって…」と男性は言う。
私は頷いた。そして、今年書いた手紙を渡した。
彼はそれを読んで涙していた。
そして、事故にあった事、移植されたと言う心臓の持ち主を想い、心配してくれていたことを教えて貰った。
そして、名前を教えて貰った。
和明さんというらしい。
今年の七夕は朝から少し違った。
私はいつものように在宅で仕事をしている。
昔から、体が弱く、何度も入退院を繰り返してきた。
外で働くには少し厳しいこともあったから。
今は手術をして、だいぶ元気なったのだけど。
お昼過ぎ、突然窓の外から、凄い閃光のような光が差し込んだ。
何事かと想い、窓を開けると、私は光に包まれた。
そして、不思議な世界に入ってしまった。
そこで出逢ったのは、異空間案内人と名乗る男性だった。
名前は剛と言った。
「彩菜様、本日は貴方の望みを叶えるため、参りました。貴方がずっと願い書き続けた手紙を、自ら渡してみませんか?実は、彼も貴方のことを想っていました。私達はそのお手伝いをするために、この空間にいます。生と死の世界を繋ぐ者です」と剛は言う。
私はそんなことできるの?と想いながらも頷いていた。
そして、私は剛と一緒に異空間を巡ることになった。剛に色々と説明を受けて着実に彼に逢う準備をした。
「逢える期間は1週間です。その間は2人きりでどんな時間を過ごしてもらっても構いません。何か困ることがございましたら、何なりとお呼びつけください。この空間では普通の生活が可能です。見た目で判断出来るような要素はありません。結界みたいな感覚だと思われます」と剛は説明をした。
私は頷いた。
「では、召喚致します」と言われ、
男性が現れた。
私の前に現れた男性、
「あのー」と声をかけられた。
「案内人から、毎年届かない僕宛の手紙を書いてくれてるって…」と男性は言う。
私は頷いた。そして、今年書いた手紙を渡した。
彼はそれを読んで涙していた。
そして、事故にあった事、移植されたと言う心臓の持ち主を想い、心配してくれていたことを教えて貰った。
そして、名前を教えて貰った。
和明さんというらしい。