私の担当医。~2~
それから海斗が早めに帰ってきた日
1週間に1回は夜、襲われた。
だいぶ体力がついたのか
私もついていける身体になってきた
終わった後、疲れた私たちはベッドでゆっくりお話ししながら過ごすのも日課だった。
「すずもだいぶ余裕でてきたな」
「...うん。」
「こんだけ体力つけば仕事戻れるだろう」
「え?本当?」
「うん。ちゃんとまた約束は決めなきゃダメだがいけるように動き始めようか」
やっと普通の生活に戻れる。
普通の人と同じ生活。
「海斗、大好き」
「俺も」
あんだけ医者嫌いだった私が
大好きになるなんて出会った時は本当に考えられなかった。
奇跡に近い。
それだけ海斗は私と向き合ってくれている
頑張ってもっと良くしよう。