青天、哉。




3作目を書き終わった青葉頼人は、死んだ。


前のめりになって死んだ。


しかし、その目は、どこか遠くを見据えていて、


ああ、私はあの目を一生忘れない。


殺人鬼、青葉頼人。


私も殺されたうちの一人。



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