青天、哉。




私は、ボロアパートを出てから、大学へ行き、大学を出て、就職をした。


ウォーターサーバーの販売員だ。


しかし、1年も経たずにやめた。


それからも、いろんな仕事をした。


どれも長く続かなかった。


いずれ、仕事を探すことにも飽きて、それさえもやめた。


今は、ただ一人、こんな偉大な男がいたんだということを、自分の気の済むままに書いていたいのだ。


それももうすぐ終わる。


始まったのだから、終わる。


終わった後、私は一体どうなるのか。


やはり、あの偉大な男、青葉頼人のようになるのだろうか。



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