氷の王子はクラスでぼっちな私の抱き枕になりたいらしい~クールな御曹司の溺愛が熱くて甘くて困惑中~
第1話 ぇ、笑っ、た……!?
〇苺ノ花学園高等部の保健室(4月下旬の金曜日、午後)
――あれ……?――
ベッドの周りを四角く囲うようなカーテンレールと細長い蛍光灯のある天井の風景。
――家の天井と違う……――
少しまぶしそうな感じで額のあたりに左手の甲をのせ、寝起きで若干ぼんやりとした表情の妃芽 宝(ひめ たから)。
仰向けで寝ていたため、おかっぱの長さの黒髪がベッドで広がっている。
宝(そういえば、生理痛がつらくて昼休みに保健室へ来たっけ……)
怜「ん……」
宝(ぇ、誰かいる?)
横を向いた宝の顔のすぐそばに、超絶イケメンの寝顔。
サラサラしていて透明感のあるベージュ系の髪、目を瞑っているのに美形だと分かる整った顔のつくり。
まるで物語に出てくる王子様が眠っているかのよう。
宝(――氷劉くん!?)
ドキッと宝の心臓が音を立てた。
――高二で同じクラスになってから二週間が過ぎたけど、私はまだ話した事さえない。
巨大企業氷劉グループの御曹司で眉目秀麗、文武両道のハイスペ男子な氷劉 怜(ひりゅう れい)くん。
女子から一番人気があるけれど……。
氷劉くんは冷淡で人嫌いだって噂だし、私も実際にそんな現場を見たことがある。
〇(回想)怜が華やかな女の子たちから話しかけられているシーン(宝が校内で見かけた記憶)
女生徒2~3人「氷劉くん、今度の休み一緒に遊園地へ行こうよ」
怜「興味ない」
別の女生徒「す、好きです。私と付き合ってください」
怜「付き合うとか面倒だから、無理」
どの女子に対しても、無表情でバッサリと断っている怜。
(回想終了)
笑顔を見せず周囲に塩対応で、みんなから氷の王子と言われている人。
その氷劉くんが同じベッドで一緒に寝ている。
変な緊張感で宝の額をダラダラ流れていく汗。
宝(なんで、どうして、一緒に寝た記憶なんて全然ないんですけど!?)
そぅっとベッドを抜け出し、ベッドを囲っているカーテンから顔だけ出して保健室内の様子を窺う宝。
宝(先生、いない……)
キョロキョロ視線を動かしていた宝は、壁にかかっている時計が三時四十分を示している事に気付く。
宝(大変、夕刊の配達時間に遅れちゃう!)
シャッ、とベッドのカーテンを開け、ガラッと保健室の扉を開けるとバタバタ走り去っていく宝。
怜「ん……」
その物音で怜は目覚め、前髪をかきあげながらベッドで上半身を起こす。
寝起きで気怠そうな怜の表情は艶っぽい色気を醸し出していた。
怜(……こんなによく寝たのは、いつ以来だろう)
ベッドのすぐ横にある丸椅子に置いてあった制服のブレザーに気付き、手に取る怜。
怜(俺のじゃない……)
怜が手に持っていたブレザーのポケットから、ポスッと何かが落ちた。
落ちたのは生徒手帳と二枚の写真。
写真は生徒手帳のカバーに挟んであったものらしい。
一枚は幸せそうな家族写真だった。
ブレザーの制服姿の宝とピカピカのランドセルを背負った男の子、母親らしき女性の膝の上に座っている一歳くらいの小さな男の子と優しそうな父親らしき人。
そしてもう一枚は、ショートヘアで男の子みたいな五歳の時の宝と、当時の宝と同い年くらいでサラリと肩まで伸びた色素の薄い色の髪の天使みたいに可愛らしい子、そのふたりが顔を近づけて寝ている写真。
怜「ひめ たから……」
宝の生徒手帳を手にした怜が、「女の子だったんだ……」と小さくポツリと呟いた。
〇住宅街(午後四時~五時頃)
新聞販売店の自転車に乗ってポストへ新聞を配達する宝。
販売店のユニフォームを着ている。
――小学校入学前まで住んでいた区へ、高校入学と同時に戻ってきた。
中学の時みたいにテニス部へ入ろう、部活帰りは友達と寄り道したりするのかな、なんて期待に胸を膨らませていた入学式。
でも入学してすぐにお父さんは車の事故に巻き込まれて亡くなってしまった。
パートを始めた母に少しでも楽をさせたくて始めた新聞配達のアルバイト。
土日は母の代わりに家事を頑張った。だから高校の友達と遊ぶ時間なんて無くて。
小中の友達が近くにいない私は、いつの間にかクラスでぼっちになっていた――
坂道を苦しそうに呼吸しながら宝が自転車をこいでいる。
宝(坂はキツイ……。原付の免許取りたいけど、お金がかかるしなぁ……)
信号待ちをしていると、クレープを手に楽しそうに話しながら歩く女子高生のグループの姿が見えた。
切ない気持ちになり僅かに眉を寄せ軽く唇を噛んだ宝だったが、心の迷いを振り払うようにブンブンブンと首を横に振る。
宝(あと半分、頑張ろ!)
公園内の遊歩道を、販売店の自転車をおり押して歩いている宝。
宝(今日も無事に配達が終わってよかった)
前の方から、可愛らしいモフモフした小さな犬をつれた高齢の男性が歩いてくる。
宝「こんにちは松市さん」
松市「おお、妃芽さん。こんにちは」
宝「その後、体調はいかがですか」
松市「もうすっかり元気だよ。あの時はお世話になったねぇ」
(回想)数日前の出来事
配達の終わりによく見かけていた松市の顔色が悪いのに気付き、松市の知り合い(ガッシリした体格の男性とスーツ姿の男性、どちらも40代くらい)が迎えにくるまで公園内のベンチで付き添っていた宝。
(回想終了)
宝と松市は、お互いにこやかに会釈をして反対の方向へ歩き出す。
〇宝のバイト先の新聞販売店(午後五時半頃)
新聞販売店を出る宝。
保健室にブレザーを忘れてきてしまったのでシャツ姿で上着はきていない。
宝「お疲れ様です」
優しそうな職場の人たち数人と挨拶を交わしてバイト先をあとにする。
宝は少し歩いてひとりになった所で、宝ちゃん……へへ、お疲れ様……、と男の声に話しかけられ肩を掴まれた。
ビクッと肩を揺らした宝が、恐る恐る声のした方を振り返る。
宝「ぁ、倉根田さん。お疲れ様です……」
ひきつった笑みを浮かべる宝。
全身黒っぽい服を着て、眼つきの悪いボサボサの髪をした30代くらいの男性が宝の肩をガッチリ掴んでいる。
かなり距離が近い。
宝の肩を掴んだまま、荒い鼻息と共に倉根田が話しかけてくる。
倉根田「宝ちゃんって、土曜日はバイト入ってないよね」
宝「はい、私は平日の夕刊だけなので……」
宝(土曜日だと、匠の保育園が追加料金かかっちゃうから)
倉根田「僕も明日は珍しく休みなんだ~」
宝「そうなんですか……」
倉根田「だからさ、連絡先交換し――」
ズボンのポケットからスマホを取り出そうとした倉根田の手が宝から離れた。
宝「お疲れ様でした、お先に失礼しますっっ」
倉根田の手が離れた隙に、小さく頭を下げてから宝が走り出す。
〇二歳の弟、匠が通う保育園(午後六時)
保育園の玄関で、先生が手を振っている。
保育園の先生「たくみ君、またね」
宝「ほら匠、先生にさよならは?」
保育園の先生に笑顔で手を振る匠。
匠「せんせ、さぉなら~」
園庭で子ども(匠より年上の五歳くらいの女の子たち)を連れて立ち話をしている母親たちに「さようなら」と頭を下げて保育園を出て行く宝と尊と匠の三人。
匠がランドセルを背負った尊と宝の真ん中で手をつないで歩いている。
そんな三人の後ろ姿を見ながら、母親たちは会話を再開した。
母親1「お姉ちゃんがお迎えなんて偉いわねぇ」
母親2「匠くんちは確か、シングルマザーだっけ」
母親3「違うわよ、お母さんも亡くなってるはず。冬頃、だったかな、職場で急に倒れたって」
母親2「ぇ、そうなの? 知らなかった」
母親1「大変ね……」
〇宝の家の近所(午後六時半頃)
匠を真ん中に、手をつないで歩く宝と尊。
尊「宝ねぇ、今日の夕飯なに?」
宝「今日は家にあるもので作るから、人参とほうれん草とワカメのうどん」
尊「えー、ほうれん草きらい」
宝「わがまま言わないの」
匠「いわにゃーの」
アパートの階段を上がろうとしたところで「宝ちゃ~ん」と声をかけられた。
振り返ると少し離れた街灯の下に立ちニヤリと笑う倉根田と目が合い、ビクッと宝の肩が震える。
宝「倉根田さん、どうしてここに……」
倉根田「何度聞いても住所を教えてくれないから、自分で調べちゃった」
ニヤニヤしながら倉根田が宝たちの方へ近づいてくる。
怯えたように尊と匠がギュッと宝にしがみつく。
尊「宝ねぇ、知ってる人……?」
宝「バイト先の人なの……」
倉根田が、あと数歩で手が届く所まで近づいてきた。
倉根田「明日遊びに行こうって誘う前に、帰っちゃうからさぁ」
宝「遊びになんて行きません」
倉根田「照れてんの? 僕が話しかけるといっつも恥ずかしそうにするもんね。知ってるよ、宝ちゃんは僕の事が好きだって」
宝「違います、好きじゃありません」
さらに近づいてこようとする倉根田の前に、ランドセルを背負っている尊が両手を広げて立ちはだかる。
尊「こっちくんな、むこう行け!」
尊の言葉に倉根田が、カッと逆上したのが宝にも分かった。
ぐわっ、と倉根田が拳を振り上げる。
倉根田「うるせぇよ、このガキ!」
宝「たけるッ!」
咄嗟に自分の身体を盾にするように尊と匠のふたりを腕の中へ抱きしめた宝。
ギュッと目を瞑って殴られるのを覚悟する。
けれど倉根田の拳は振ってこなかった。
倉根田「イテテテテテッ!」
尊「すげー!」
尊の声がしたので、そうっと目を開けると、尊が目を輝かせて宝の肩越しに何かを見ていた。
少しかがんだ体勢で尊と匠を抱き寄せていた宝も首だけ動かして尊の視線の方へ目を向ける。
宝(氷劉くん!?)
クールな表情のまま、怜が倉根田の腕をひねり背中側から肩を押さえ倉根田の動きを封じていた。
動けない倉根田の目の前に、怜とは違う男子高校生がスマホの画面を見せている。
宝(山田くん……?)
――同じクラスの山田一郎くん。
氷劉怜くんとは中等部から一緒らしい。他の人とはほとんど話さない氷劉くんだけど、山田くんと話している所はよく見かける。
山田くんはクラス委員もしているしっかり者で優しいので、男女問わず人気がある人。
爽やかな明るい笑顔で微笑むから、一部の女子から太陽の王子と呼ばれている。
一郎「住所を調べたと白状しているあたりから録画してあります。これ以上何かするなら、ストーカー行為として訴えますよ」
怜「もう二度と、彼女に近付かないと誓え」
怜が力を込めたのか、倉根田の腕がギギギギ……と軋んでいる。
倉根田「ヒィィィッ、わがっだ、もう近付がないがらゆるじで」
ぱ、と怜が手を放すと、倉根田は一目散に逃げていった。
一郎が宝の方へ優しい笑顔を向ける。
一郎「もう大丈夫だよ、妃芽さん」
宝「あ、ありがとう。でも二人は、どうしてここに……?」
ニコニコしながら一郎が、宝のブレザーを入れた紙袋を肩の高さまで持ち上げた。
一郎「保健室にブレザーを忘れていってたみたいで、届けに来た」
宝(ぁ、そっか……生徒手帳に住所が……)
宝「本当にありがとう。色々と迷惑かけてごめんね」
受け取るために宝がかがんだ姿勢から腰をあげたが、歩き出す前にアパートの階段からカンカンカンカンと音を立てて女性と男性がおりてきた。
伯母「宝ちゃんっ」
尊と匠に両脇から制服のスカートをギュッと掴まれている宝の方へ、階段からおりてきた女性と男性が近付いてくる。
伯母「さっき変な男に絡まれてるの見てたわよ。やっぱり子どもだけで生活するなんて危ないわね。心配して家に来てみてよかったわ」
宝「伯母さん……」
冷ややかな目で宝の伯母の方を見つめている怜。
その怜のうしろで一郎が「見てたけど助けには来なかったんだ」と小さく呟いている。
伯母「うちは女の子がいないでしょ。前にも言ったけど宝ちゃんは義父母の介護を手伝ってくれれば、うちで暮らしていいから。そうしなさい」
叔父「尊はうちの方で預かるから心配するな。こっちは娘二人だから、男の子が欲しかったんだ」
宝「尊は叔父さんの家に……」
尊「おれヤダよ、宝ねぇと一緒にいる……」
尊がギュッとしがみついてきたので、宝は再び少し腰をかがめて尊と宝を抱き寄せた。
伯母「匠くんはまだ小さいから、養子とかで貰ってくれる所がいくらでもあると思うわ」
叔父「尊と匠の事を考えたら、子どもだけで暮らしたいなんてワガママはもう言わない方がいいぞ」
宝(弟と一緒に暮らしたいっていうのは、私のワガママなのかな)
伯母「ね、三人別々にならみんな安全に過ごせるの。そうすれば全員が幸せになれるわ」
宝(尊と匠は、その方が幸せになれるの……?)
伯母「さ、行きましょ。匠くんも行き先が決まるまではうちにいていいから」
伯母が宝の方へ手を伸ばし近づいてきた。
その伯母と宝の間に、スッと怜が立つ。
身体をかがめ尊と匠を抱き寄せていた宝は、自分たちを守るような位置に立った怜の後ろ姿に驚いて目を見開いている。
怜「宝さんには僕の家で住み込みで働いてもらう約束をしています。もちろん尊君と匠君も一緒に住んでもらう予定です」
伯母が顔をしかめた。
伯母「はぁ、あなた何をバカな事を言ってるの?」
叔父「待て……彼はどこかで見たことがあるぞ。そうだ、取引先の親会社の式典で見たことがある。氷劉グループ社長のひとり息子だ、間違いない」
伯母「ぇ、それ本当の話?」
叔父(ここでつながりを持っておけば、メリットが多そうだ)
伯母(もし宝ちゃんが玉の輿に乗ったらご近所に自慢できるわね)
そんな事を考えている宝の伯母と叔父の姿を、怜は冷ややかな目で見ていた。
伯母「宝ちゃん、いい仕事先があってよかったわね。ぜひ氷劉さんちでお世話になりなさいな」
叔父「親御さんにもよろしく伝えてもらえるかな」
小さくため息をついた怜が、うしろを振り返って宝へ声をかける。
怜「妃芽さん、行こう」
宝「氷劉くん……どこへ?」
怜「俺の家。またあのストーカー男が家に来たら危ないだろ。避難しておいた方がいい」
宝(氷劉くんは冷淡で人嫌いだって噂を聞いていたのに)
尊と匠を抱き寄せている宝と顔の高さを合わせるようにしゃがんだ怜は、宝の頭をそっと撫でた。
怜「妃芽さんの大切な弟も一緒に守るから、俺のところにおいで」
宝(どうして私を助けてくれるの? すごく優しくて、涙出そう……)
目が潤んだ宝は咄嗟に俯いてしまった。
〇高級マンション最上階にある怜の家のリビング(夜)
大きな窓のある広いリビングのソファの上で、尊と匠がキャッキャキャッキャ楽しそうに跳ねている。
宝「ぁわわわわ、ふたりとも暴れないで……っ。ご、ごめんね氷劉くん」
怜「別にかまわないよ」
慌てている表情の宝に対して、特に気にする様子もなくクールな表情の怜。
怜「なんか食べる? パスタとサラダとかでよければ作るけど」
宝「ぁ、ありがとう、私も一緒に作るね。ほら尊、匠、手伝って」
はーい、と返事をする尊、ぁーぃと返事をする匠。
リビングのローテーブルの所で、ソファではなく床に敷かれたラグに座りレタスをちぎり始める尊と匠。
その二人の姿が見えるカウンターキッチンで怜と宝は並んで立ち料理をしている。
怜「味を薄くすれば、下の弟くんでも食べられるかな。アレルギーとかある?」
宝「大丈夫。アレルギーも無いよ」
手際よく玉ねぎをみじん切りにする怜。
宝(意外、ミートソース手作りするんだ……。普段から料理してそうな感じだし、ご両親の帰りがいつも遅いのかも)
宝「そろそろ親御さん帰ってくるかな、本当に今日私たちが泊まっても大丈夫か聞かないと」
怜「親は別の所に住んでる。俺、ひとり暮らししてるから」
宝「ぇ、ひとり暮らし……」
宝の脳内に、今いる高級マンションの外観とコンシェルジュの笑顔が浮かぶ。
宝(こんな凄いマンションの最上階で!?)
怜「親の事は気にしないで、ずっとここにいていいよ」
宝「ぁ、住み込みで働くって話だよね。家事をすればいいのかな、私」
怜「家事は特にしなくていい。俺、一通りの事はできるから」
黒いエプロン姿の怜が慣れた手つきで玉ねぎを炒めている。
その隣に立つ宝はトマトの水煮缶を開けながら、物が少なく綺麗な室内を眺めた。
宝(確かに料理も掃除も私がする必要なさそう)
宝「じゃぁ私は何をすれば……」
怜「妃芽さん覚えてる? 今日保健室で、俺のことを抱きしめて寝た事」
宝「ぇ……?」
怜「弟と間違えたのかな。俺がよく使ってるベッドで寝てるの誰だろうと思って近付いたら、突然俺のことをギュッと抱きしめたんだよ」
宝「ぁ……ッ」」
宝の頭の中で、尊と匠がいつもより重いなぁ、と思いながら抱きしめた記憶がよみがえる。
宝(あの時、尊と匠の夢じゃなくて、氷劉くんだったんだ……ッ)
怜「あんなにスッキリ眠れたの、久しぶりなんだよね」
宝「そ、そうなんだ……」
怜「妃芽さんには今夜から、俺を抱きしめて寝てほしい」
宝「抱き……ッ!?」
大胆な怜のセリフに思わず顔を真っ赤にして照れる宝。
ふ、と怜が小さく微笑んだ。
宝(ぇ、笑っ、た……!?)
怜「そんな表情もするんだ。可愛いね、妃芽さん」
初めて見た怜の笑顔があまりにも可愛くて、宝の心臓にトスッとハートの矢が刺さる。
宝(可愛いねって、それはこっちのセリフですけどー!?)
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