BABY主任は甘やかされたい～秘密の子育てしています～

スウェットの裾から大人の男の人の手が侵入する。下腹部を撫でながら上方へ移動し、胸の膨らみに到達するから一気に体が固まった。



「ちょっ、待ってくださ」
「しっ、希乃ちゃん起きちゃうよ？」


そのまま、ぱくりと食べられちゃいそうなキスをされるから、心臓がいくつあっても足りないんだけど。

唇が一端離れてバチッと目と目が合って、「香江ちゃんからも」とみっくんが甘い息を吐き出した。
戸惑いを隠せないでいると、不貞腐れた顔になるから仕方なく膨らんだ頬にチュッと1つ口付ける。



「ねぇ、それだけ？」

「え？」

「もっとして、もっとキスして。全然足りない」

「えっ、えー……？？」


みっくんの手は止まらなくて、ムニュムニュと胸の形を崩しては、いつの間にか露にされた胸元に顔を埋めている。
いつの間にか、赤ちゃんみたく胸の先端部に吸い付いてきてて、一瞬頭が真っ白になった。



「ね、やぁ……っ、恥ずかいです」

「んー」

「んんっ、あ、やめ……これ以上は駄目……です」

「うん、わかってるよ」


やめてと言ってもやめてくれなくて、押しても引いても動きを止めてくれなくて、恥ずかしくて頭がのぼせてどうにかなっちゃいそう。

だけど──、もっと触れ合いたいと思ってしまう自分もいた。