BABY主任は甘やかされたい~秘密の子育てしています~
「嫌なわけが……、ないじゃないですか。わ、私はみっくんが好きなんですよ?ちゃんと最後までしたいに決まってるじゃないですか」
震える手をみっくんの背中に回して、ぐっと彼を引き寄せた。私もみっくんのスウェットも捲り上がってるから、お互いの肌を直に感じる。
みっくんの体温、筋肉の硬さ、心臓の音、少しだけ汗ばんだ肌。
「て、やっぱり待ってください。下は自分で脱ぎます」
「はは、香江ちゃん、脱ぐの好きだね」
「別に好きで脱いでるわけじゃありません……!!」
「んんーーー、ママぁ!!」
「「……!?」」
「うさぎさーん、むにゃむにゃ……ぐー」
突然、希乃愛の声がするから、心臓が止まるかと思った。
でもすぐに、規則正しい息が聞こえてきたから寝言なのだと理解したけど。
みっくんも安心したような表情をして、少ししてから私を見下ろして口を開く。
「やめとこっか?」
「……やめないです。ぜ、全部脱がなきゃいいんですよね?」
寝転がったまま、ズボンに手をかけてショーツごと一気に下ろす。
みっくんの大きめのスウェットだから、下を脱いでも太ももまで隠れるし大丈夫……だよね。
そう思ったと同時に、スウェットをお臍の辺りまで一気に捲り上げられた。
「そうだね、香江ちゃんのここもほぐさないとね」
「ちょっ、やだ、汚いですよ」
「声、あんまり出さないでね」
「……っ、」