BABY主任は甘やかされたい~秘密の子育てしています~



「……それって逆ですよね?」

「ん?どうして……?」


引き裂かれそうな激しい痛みなのに、みっくんが当たり前のようにキョトンと首を傾げるから。なんだかおかしくて泣きながら吹き出してしまった。



「いいですよ、大事にしますよ。その代わり、私のことも一生大事にして下さい」

「ははっ。いいね、約束する」


優しいキスが降り注がれる。
背中から手を離して頭に乗せて、髪の毛をくしゃくしゃにすると、みっくんが無邪気な笑顔を見せた。



「あの、でも……、胸、触り過ぎです」

「うん、駄目?」

「……だ、ダメじゃないですけど」


相変わらず、その大きな手で私の胸の形を崩して、吸い付かれているけど。

心臓の音、体の体温、浮き出てくる汗さえも密着する体から伝わってくる。
みっくんを受け入れられた自分に嬉しくて、幸せで、愛しくて堪らない。


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