廻った世界で,また君と恋を紡ぐ。
前世と今世じゃ血統が違うのに。
何故か私の身長は変わらず低身長。
気にしているのに,まさか年上にからかわれるなんて思ってもいなかった。
そんなデリカシーのない男,私の記憶じゃ大していない。
前世で,小学校の時からの同級生だった,初めてで最後の恋の相手,青島陸斗もそうだった。
思い出せば出すほど切ないのに,今日は何故か楽しくて。
私は誤魔化すように,大きく笑った。
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