先生 ♀ × 生徒 ♀
二日目は、遊園地。


「みんなは適当に回ってきてよ。あたし理央とあっちら辺居るね」


そう言ってあたしはキッズエリアを指す。


「何言ってんの、理央の為の修学旅行じゃないんだよ」


陽咲が言った。


「そうそう、順番で見りゃーいいのっ」


実愛も言った。


「みんな...ほんとごめんね」

「なんでも一人でしようとするな」


凰市が言った。


「そうそう、俺らにもっと頼れって。寂しいじゃん」


華衣が言った。


「ありがとう...」


あたし達が一番最初に向かったのは、ショップ。

5人お揃いのカチューシャを買った。

理央には帽子を買った。


「最初、あれとかいいんじゃない?」


陽咲が指したのはキッズエリアの坂道があったり、トンネルがあったりの迷路。


「いいじゃん、楽しそう」


実愛が言った。


「理央、行くか」


そう言って凰市は理央を肩車した。

理央は楽しそうに笑ってる。
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