先生 ♀ × 生徒 ♀
日付が変わってクリスマスになった。


「ねぇこっち来て」

「ん?」


遥に言われて遥の隣に行った。


「あっち向いて」

「うん...?」


首元にひんやり冷たい感触。


「え.......ネックレス...?」

「𝑀𝑒𝑟𝑟𝑦 𝐶ℎ𝑟𝑖𝑠𝑡𝑚𝑎𝑠...」


そう言って遥はあたしにキスをした。

いつもみたいに一瞬触れるだけのキスじゃなくて長いキス。


「んんっ」


舌が入ってきて次第に深くなる。


「.......は、るか...?」

「ごめん...卒業まで待てない...」


そう言われてすぐにあたしの視線は天井へ。


「.......知らないよ?」


そう言ってあたしは遥の首筋にキスをした。

遥の細い手があたしの服の中に入ってくる。

今日だけは "生徒と先生" という関係を一旦置いて...

あたし達はひとつになった。
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