孤独だった君に、僕の全身全霊の愛を…
「━━━━はい次、瑛茉の番!」
「うん/////」
「「………出来た!!」」
自宅マンションに帰り、真絋と瑛茉は婚姻届を書いていた。
挨拶をした時に、互いの父親から証人の記入をしてもらっていて、後は二人が書くだけだったからだ。
「よし!
明日の昼、一緒に出しに行こうね!!」
「うん!
…………私達、明日から夫婦なんだね!」
「うん!そうだよ!」
瑛茉は、隣に座る真絋に抱きついた。
真絋も抱き締め、瑛茉の肩に顔を埋めた。
「幸せになろうね!」
「うん!幸せになろう!」
その日の夜更け、抱き合っている二人。
「………瑛茉?大丈夫?」
「ん…」
「涙…どうしたの?辛い?」
瑛茉を組み敷いて繋がっている真絋が、優しく瑛茉の目尻を拭った。
「ううん!違うの。
幸せで、涙が出てくるの」
「そっか!
瑛茉は、泣いてばかりだね(笑)」
「そうかも?
真絋が私に、幸せばかりくれるからだよ!
嬉しくて涙が出るの」
「フフ…もっとあげるよ?
覚悟してて!」
そして━━━ぐっすり眠っている瑛茉の髪の毛を優しく払う、真絋。
肘枕で、隣に眠る瑛茉を見つめていた。
「瑛茉」
「………」
「君は、ほんと強いよね……!」
左目の傷痕に触れる。
「………」
「僕は、瑛茉に軽蔑されるのが怖くて、まだ君に伝えていないことがあるんだ…………」
「………」
「ごめんね。
嫌われたくないんだ………!
瑛茉にだけは━━━━━」
「………」
「好きだから。
本当に、瑛茉のことが大好きだから………!」
「………」
“誰にでも、傷はあるんだよ?
━━━━━━真絋にだって”
「………まぁ僕の場合は、傷じゃなくて“罪”だけどね…………!
━━━━━瑛茉が僕から“何があっても”離れないでいてくれるなら、いくらでも……幸せをあげるよ!
だから………
お願いだから、僕の傍にいてね………?」
真絋は眠っている瑛茉に向かって、苦しそうに言葉を吐き出していた。
「うん/////」
「「………出来た!!」」
自宅マンションに帰り、真絋と瑛茉は婚姻届を書いていた。
挨拶をした時に、互いの父親から証人の記入をしてもらっていて、後は二人が書くだけだったからだ。
「よし!
明日の昼、一緒に出しに行こうね!!」
「うん!
…………私達、明日から夫婦なんだね!」
「うん!そうだよ!」
瑛茉は、隣に座る真絋に抱きついた。
真絋も抱き締め、瑛茉の肩に顔を埋めた。
「幸せになろうね!」
「うん!幸せになろう!」
その日の夜更け、抱き合っている二人。
「………瑛茉?大丈夫?」
「ん…」
「涙…どうしたの?辛い?」
瑛茉を組み敷いて繋がっている真絋が、優しく瑛茉の目尻を拭った。
「ううん!違うの。
幸せで、涙が出てくるの」
「そっか!
瑛茉は、泣いてばかりだね(笑)」
「そうかも?
真絋が私に、幸せばかりくれるからだよ!
嬉しくて涙が出るの」
「フフ…もっとあげるよ?
覚悟してて!」
そして━━━ぐっすり眠っている瑛茉の髪の毛を優しく払う、真絋。
肘枕で、隣に眠る瑛茉を見つめていた。
「瑛茉」
「………」
「君は、ほんと強いよね……!」
左目の傷痕に触れる。
「………」
「僕は、瑛茉に軽蔑されるのが怖くて、まだ君に伝えていないことがあるんだ…………」
「………」
「ごめんね。
嫌われたくないんだ………!
瑛茉にだけは━━━━━」
「………」
「好きだから。
本当に、瑛茉のことが大好きだから………!」
「………」
“誰にでも、傷はあるんだよ?
━━━━━━真絋にだって”
「………まぁ僕の場合は、傷じゃなくて“罪”だけどね…………!
━━━━━瑛茉が僕から“何があっても”離れないでいてくれるなら、いくらでも……幸せをあげるよ!
だから………
お願いだから、僕の傍にいてね………?」
真絋は眠っている瑛茉に向かって、苦しそうに言葉を吐き出していた。