孤独だった君に、僕の全身全霊の愛を…
昭典「え?」
真紘「恋愛ってさ。
好き合うってことと、信じ合うってことが大事だと思うんだ。
楽しいことや嬉しかったことを共有するとか、辛いことを一緒に乗り越えるとか、相手のために何かするとか……
確かに瑛茉は、君が言ってたように“全部を”諦めてた。
生きることや、自分や他人を信じることを。
だから僕“が”瑛茉を信じることにした。
何があっても瑛茉から目を逸らさず、瑛茉の言葉を全て受け止めて、安心を与えた。
君に足りなかったのは、瑛茉を信じること。
控え目で、自分を卑下する瑛茉“ごと”瑛茉を愛すること。
それが出来なかったから君は不安になって、瑛茉から目を逸らしちゃったんだと思うよ」
昭典「………そうか…
そうだったかも?」
瑛茉「あ!でも、真紘。
アキくんが悪いじゃないよ!
私が………」
真紘「悪いなんて言ってない。
誰も悪くない。
ただ後悔しても、何も始まらない。
大事なのは、今からどうするか。
過去じゃなくて、未来をみること。
明るい未来を想像しなきゃ!!」
昭典「………フッ…そうだな……!」
秀晃「━━━はい!!もう終わり!!」
衣音「てか!花火!!もう始まってるよ!!」
時康「迫力スゲーよ!!」
野花「綺麗~!!」
秀晃「ほら!花火見に来たんだからさ!
アキも未練なんか捨てて、ケジメつけろ!!」
昭典「わかってる」
七人は、並んで空を見上げた。
昭典がふと、隣にいる瑛茉を見下ろす。
微笑み、花火を見上げていた。
花火に照らされた瑛茉がとても綺麗で、自然と昭典も笑顔になる。
そして、真紘も瑛茉を見て微笑んでいた。
フフ…と笑って、秀晃や時康を見ると……
二人も、それぞれ衣音や野花を見ていた。
思わず噴き出す、昭典。
そして、一人で笑い出した。
真紘「ちょっ…何!?」
秀晃「急に笑い出して、キモいぞ!」
時康「え?え?
なんか可笑しい?」
昭典「いや、好きなんだなぁーと思って!」
真紘達「は?」
昭典「お前等“花火”見ろよ!
結構、良い仕上がりだぞ?今回の花火!」
昭典の言わんとしていることがわかり、真紘達も微笑んだ。
真紘「恋愛ってさ。
好き合うってことと、信じ合うってことが大事だと思うんだ。
楽しいことや嬉しかったことを共有するとか、辛いことを一緒に乗り越えるとか、相手のために何かするとか……
確かに瑛茉は、君が言ってたように“全部を”諦めてた。
生きることや、自分や他人を信じることを。
だから僕“が”瑛茉を信じることにした。
何があっても瑛茉から目を逸らさず、瑛茉の言葉を全て受け止めて、安心を与えた。
君に足りなかったのは、瑛茉を信じること。
控え目で、自分を卑下する瑛茉“ごと”瑛茉を愛すること。
それが出来なかったから君は不安になって、瑛茉から目を逸らしちゃったんだと思うよ」
昭典「………そうか…
そうだったかも?」
瑛茉「あ!でも、真紘。
アキくんが悪いじゃないよ!
私が………」
真紘「悪いなんて言ってない。
誰も悪くない。
ただ後悔しても、何も始まらない。
大事なのは、今からどうするか。
過去じゃなくて、未来をみること。
明るい未来を想像しなきゃ!!」
昭典「………フッ…そうだな……!」
秀晃「━━━はい!!もう終わり!!」
衣音「てか!花火!!もう始まってるよ!!」
時康「迫力スゲーよ!!」
野花「綺麗~!!」
秀晃「ほら!花火見に来たんだからさ!
アキも未練なんか捨てて、ケジメつけろ!!」
昭典「わかってる」
七人は、並んで空を見上げた。
昭典がふと、隣にいる瑛茉を見下ろす。
微笑み、花火を見上げていた。
花火に照らされた瑛茉がとても綺麗で、自然と昭典も笑顔になる。
そして、真紘も瑛茉を見て微笑んでいた。
フフ…と笑って、秀晃や時康を見ると……
二人も、それぞれ衣音や野花を見ていた。
思わず噴き出す、昭典。
そして、一人で笑い出した。
真紘「ちょっ…何!?」
秀晃「急に笑い出して、キモいぞ!」
時康「え?え?
なんか可笑しい?」
昭典「いや、好きなんだなぁーと思って!」
真紘達「は?」
昭典「お前等“花火”見ろよ!
結構、良い仕上がりだぞ?今回の花火!」
昭典の言わんとしていることがわかり、真紘達も微笑んだ。