この熱に溺れてしまいたい。
夢がいい

夢ごこち




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「……うんん、なんか重い……」



突然感じたお腹あたりにある重み。なんだこれ。



「あ、小夜ちゃん」



……っ、え?



「せ、せせせせ先輩!?」



いや、なんでここに……っ!?


今起きたばっかりなのに、ここ、ベッドですよ?



だけど、不思議な疑問はすぐに先輩の色気に吹っ飛ばされることに。



「…寝起きでぼーっとしてる小夜ちゃん…かわいい」


「っはい……っ!?」


「もうずっとこーやって抱きしめてたい」



さっき重いと思ったのはこの人のせいか。



「って、ちょっ先輩、近いです……っ!」



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