この熱に溺れてしまいたい。
ーーーーー……


「…………、え?」



ーーぱちぱち



何度瞬きしても、目を擦ってみても目の前にあるのは真っ白な天井で。


……先輩じゃ、ない。



「…………夢?」



言葉をおいて、いち、に、3秒。私の顔がぼんっと爆発した。


どんな夢見てるの私……っ!


しかも先輩があんな甘々になってるとこなんて……!



ていうか、なんで先輩が夢に出てくるの……っ?


不思議で不思議でたまらない。



「…っあ、まだ5時……」



時計を見てみると、まだ普段よりも随分と早い時間。もう一度寝よう。


さっそく布団をかぶり直して、目をつむる。


と、すぐさま浮かぶのはさっきの夢の中での先輩で。



「~~っ」



ね、寝れない……っ!



そのまま毎日設定しているアラームがなるまで、ぐるぐるとその繰り返しだった。




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