甘さをもっと、


でも....................................



ちゃんと言わなきゃ.....................っ‼︎



いつもの倍以上の心拍数があるのを感じて。



「ゎ、私もね、あっくんが、すき、だよっ、」



やっと伝えられた〝好き〟の言葉。



「..................っ、あーー、ヤバい」



理由は分からないけど、頭を抱えながら、
急にその場にしゃがみ出すあっくん。



「ぁ、あっくん??」



不思議に思って名前を呼べば。



「ん」



と、あっくんからひと言だけの言葉。



その言葉と共に、
伸びてきていたのは、あっくんの手のひら。


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