風が吹いたら、君と世界を変える
吸血鬼に狙われる、普通だったら怖いはずなのに・・・

「なんか貴方の今の言葉、嬉しかったから、また来ていいよ。あ!待って!最後に名前教えて!」

「俺は、大志《たいし》だけど」

「え、ヴァンパイアってカタカナの名前じゃないの!?」

「違うわ!」

「えー、残念。あ!私は、羽乃愛だよ!」

「聞いてねー」

「覚えといてね!」

「分かったよ!」

「じゃあね、大志!」

「早速呼び捨てかよ」

大志はそう言った瞬間、窓からまた風が吹いて、気づいたら大志はいなくなっていた。
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