風が吹いたら、君と世界を変える
「でも、その大志くんは、きっとまた羽乃愛に会いにくるわ」
「なんで?」
「だって、羽乃愛はとっても可愛くて魅力的な女の子だもの。なんて、親バカかしら?」
お母さんが窓の外へ目を向ける。
「ごめんね、羽乃愛。羽乃愛が病気じゃなければ、中学校に行けて沢山友達が出来たでしょうに・・・」
「なんで?私、今最高に楽しいよ!」
これは本音だよ、お母さん。
だから、悲しい顔をして謝るのはもうやめて。
「そう・・・」
何度、病気でも楽しく生きていると言ってもお母さんには伝わらない。
きっと、自分の子供が病気じゃなければと親ならずっと考えてしまうのだろう。
「なんで?」
「だって、羽乃愛はとっても可愛くて魅力的な女の子だもの。なんて、親バカかしら?」
お母さんが窓の外へ目を向ける。
「ごめんね、羽乃愛。羽乃愛が病気じゃなければ、中学校に行けて沢山友達が出来たでしょうに・・・」
「なんで?私、今最高に楽しいよ!」
これは本音だよ、お母さん。
だから、悲しい顔をして謝るのはもうやめて。
「そう・・・」
何度、病気でも楽しく生きていると言ってもお母さんには伝わらない。
きっと、自分の子供が病気じゃなければと親ならずっと考えてしまうのだろう。