風が吹いたら、君と世界を変える
「あはは、大志可愛い!」

「まぁ、そんだけ笑えるなら大丈夫だろ」

「なんか大志が優しいと怖いんだけど」

「うるさい!ただ、悩むと血が不味くなるからだ!」

「そうなの?」

「・・・・いや・・・えっと・・・」

「絶対嘘じゃん!」

「俺は悩んでるやつから、血を飲みたくないの!」

大志が頬を膨らませている。

私はもう一度大きな笑い声を上げて笑ってしまった。
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