風が吹いたら、君と世界を変える
「嫌じゃないよ?」
「なんで?」
「だって、ヴァンパイアにとっては血は生きるために必要なものなんでしょ?なら、ただの人助けじゃない」
「私、病気になって入院してから色んな人に助けられたの。私だって、誰かを助けたい」
大志が私の血の気の引いた顔をじっと見ている。
「病気が治ってないのに、色んな人に助けられたって言えんの?」
「病気を治そうと頑張ってくれる、病気の私を支えてくれようとする、その優しさに救われたの。それに今に病気だって治してやるわ!お医者さんも看護師さんも皆んな私のために一生懸命なんだから!」
すると、何故か大志がクスッと笑った。
「なんで?」
「だって、ヴァンパイアにとっては血は生きるために必要なものなんでしょ?なら、ただの人助けじゃない」
「私、病気になって入院してから色んな人に助けられたの。私だって、誰かを助けたい」
大志が私の血の気の引いた顔をじっと見ている。
「病気が治ってないのに、色んな人に助けられたって言えんの?」
「病気を治そうと頑張ってくれる、病気の私を支えてくれようとする、その優しさに救われたの。それに今に病気だって治してやるわ!お医者さんも看護師さんも皆んな私のために一生懸命なんだから!」
すると、何故か大志がクスッと笑った。