風が吹いたら、君と世界を変える
「俺、吸血鬼。って言ったら信じる?」
男の子が悪い笑みを浮かべている。
「信じる、かな・・・」
「は?」
私が信じると言うと男の子は驚いた顔で固まった。
「いやだって、窓から入ってくる時点で絶対に人外だし。ここ5階だし。お迎えじゃないなら、もはやなんでもいい!」
私は、勢いよく言い放った。
その瞬間、男の子は急激につまらなさそうな顔になった。
「もっと驚くと思ったのに。はぁ、まあいいや。じゃあ血を頂戴」
「は?」
「いや、だからお前の血。俺、吸血鬼だって言ったよね?」
男の子が悪い笑みを浮かべている。
「信じる、かな・・・」
「は?」
私が信じると言うと男の子は驚いた顔で固まった。
「いやだって、窓から入ってくる時点で絶対に人外だし。ここ5階だし。お迎えじゃないなら、もはやなんでもいい!」
私は、勢いよく言い放った。
その瞬間、男の子は急激につまらなさそうな顔になった。
「もっと驚くと思ったのに。はぁ、まあいいや。じゃあ血を頂戴」
「は?」
「いや、だからお前の血。俺、吸血鬼だって言ったよね?」