心の星

Prologue

親の離婚は無事成立して、お父さんが単身赴任していたことから私とお母さんは引っ越さずにすんだ。

お母さんともちゃんと話し合って、仲直りできた。

そんなわけで私は学校に元通り通っている。

違うこととしては湊人と付き合うことになったことぐらい。

凛凪や碧にはだいぶからかわれたけど幸せだ。

ある日、湊人とともに学校から帰っている途中に颯樹に会った。

「さつき」

「あ、ほのか」

その後私たちの間には沈黙が流れた。
< 60 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop