BLUE ROSE ー今夜、私を攫ってー
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翌日、学校に行くのは少し緊張した。
せっかく誘ってくれた合コンを台無しにしたんだから、麻美は怒っていて当然だ。
せっかく出来た友達。
失いたくないと思うのは、勝手すぎるだろうか。
そんな不安でいっぱいの私を迎えてくれたのは、麻美の笑顔だった。
「妃翠ちゃん〜〜! 心配してたの~。でも無事でほんとによかった!」
……麻美。
ニコリと笑ってぎゅっと抱き着いてくる麻美は、なんていい子なんだろう。
誘われた合コンを途中で放って帰るとか、普通に絶交案件でしょ……。
「勝手に帰ったりして本当に本当にごめんね」