私の全てを盗んで、愛して
お互いのために
お兄さんが来た事件の日から、夕凪は毎晩十二時頃に来るようになった。
次の日、学校あったとしても夕凪とはなしていた。それが今の私にとって幸せな時間だったから。
なんだかんだ、わたしは出会ったときからもう心を盗まれていたのかもしれない、と今となってはそう思う。
毎日この幸せが続いて欲しい。そしていつか、夕凪に言いたい。
私は貴方のことが、大好きですって。
私たちの関係に終わりなんてないはず。
そう思っていた。
ー日々が過ぎ去り1年がたったー
今日は、夕凪が朝から来て大事な話があると告げられた。
私はしっかり受け止めようと正座した。
「今日は血吸しないの?」
「、、、うんまだ。」
むず痒い空気感が漂う。
「今日大事な話っていうのは、俺と波留のためなんだ」
「聞かせて」
「俺は、お前と離れなきゃならない」
衝撃の話に私は困惑した。
「え、何で、、?私の事嫌いになった?」
離れるなんて、今更無理な話だ。
訳も分からず頭がこんがらがって、感情が不安定になる。
「ねぇ、何でよ」
「それを、今から全部はなすから!落ち着け」
そう言って夕凪に抱きつかれた。その瞬間頭が冷えて少し冷静になることができた。
次の日、学校あったとしても夕凪とはなしていた。それが今の私にとって幸せな時間だったから。
なんだかんだ、わたしは出会ったときからもう心を盗まれていたのかもしれない、と今となってはそう思う。
毎日この幸せが続いて欲しい。そしていつか、夕凪に言いたい。
私は貴方のことが、大好きですって。
私たちの関係に終わりなんてないはず。
そう思っていた。
ー日々が過ぎ去り1年がたったー
今日は、夕凪が朝から来て大事な話があると告げられた。
私はしっかり受け止めようと正座した。
「今日は血吸しないの?」
「、、、うんまだ。」
むず痒い空気感が漂う。
「今日大事な話っていうのは、俺と波留のためなんだ」
「聞かせて」
「俺は、お前と離れなきゃならない」
衝撃の話に私は困惑した。
「え、何で、、?私の事嫌いになった?」
離れるなんて、今更無理な話だ。
訳も分からず頭がこんがらがって、感情が不安定になる。
「ねぇ、何でよ」
「それを、今から全部はなすから!落ち着け」
そう言って夕凪に抱きつかれた。その瞬間頭が冷えて少し冷静になることができた。