スパダリ煎茶家は、かりそめ令嬢を溺愛包囲して娶りたい。



「いやいや、謝らないでいいんだよ。初めて、千愛さんの笑った顔見たから。とても可愛らしいなと思ってね」

「……っえ」


 急に可愛いって言われてドキドキした。瑛一さんにも言われたことはないことだったから……

 そんな会話を続けていると、使用人さんがカートにティーポットやカップケーキを乗せてやってきた。


< 16 / 97 >

この作品をシェア

pagetop