白虎くんは黒猫ちゃんに弱いらしい
「お…俺も鈴花が喜んでくれて嬉しい…!!こ…今度もどっか行かね?」
え?それって…、デート?
「ほ、ホントに?いいの?」
私がそう聞くと、虎白くんがこっちを向いて
「勿論」
とニカッと笑った。それから
「虎白くん…好き!!!」
いきなり私がそう言ったので虎白くんが驚いたような顔をして
「俺も。鈴花のこと大好き。」
そう私の耳元で言った。
その声が甘くて…カッコよくて…好きで……
私の虎白くんへの好きがまた膨らんだ。