白虎くんは黒猫ちゃんに弱いらしい

「っ!なんでだろっ!!」
嬉しいのに!!…いや、嬉しいから…か。
「いや、さっきの言葉はさ、お前を否定してるわけじゃ!!」
「わかってる。わかってるよ…。だから…、"ありがとう!!"」
もう…自分を否定しなくて済むんだ!!
その日は、帰っても泣きじゃくった。
親にその事を話したら「その男性は誰だ!!将来の婿候補に!!」とか言い出して、慌てて止めた。
私が泣いた時抱えていた黒猫は、『白くん』と名付け、宝物になっている。もちろん、それ以外の猫ちゃんグッズも宝物になっている。





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