とある魔法士と“元”使いの者

孤児院

ー境に

多くの家がたっている中

広場には一人の魔女が十字架に貼り付けられていた

彼女はたった今、処刑されるところだ

その魔女を見ている村人達は哀れな目でその様子を見ているが

1人の少女だけはその魔女に向かって

微笑んでいる

その少女はまるで


謝っているような

感じがした



ー1×××年

ヒカナリ村


小さな小さな村がありました

その村では魔女と呼ばれる異人達と一般的な人間が居ました

その頃では魔女と人間は一緒に共存していて

何の問題もありませんでした

ですがひとつの事件を境目に

魔女と人間は共存しては行けないものとなりました

魔女は殺し

人間だけの世界となることを政府が決めたのです

この話は

とある魔法士とその魔法士の元使い者の物語です