【コミカライズ】竜騎士様の最愛花嫁
それは、先日レオからもらった手紙の返事で私が出したものだ。叙勲式と祝賀会は、私は気にせずに好きな人と行ってほしいとしたためた。
「これは、その……。色々考えたのだけど……、婚約破棄してください!」
私は意を決して告げる。
色々考えて、これが一番彼のためになる。
レオは一瞬、驚いたように目を見開く。そして、にこりと微笑むとぐしゃりとその手紙を握りつぶした。
「婚約破棄はしない」
「え?」
まさか断られると思っていなかった私は、驚いた。
しかも、なんだか怒ってる?
レオは立ち上がると、座っている私の背もたれにドンッと手を置き、私を囲い込む。
至近距離に秀麗な顔があり、ドキンと胸が跳ねた。
「ねえ、エレン。ようやくきみが手に入るのに、今さら手放すなんで思ってるの? 俺がどんなにきみを愛しているか、これからしっかりわからせないとね」
レオは私を見つめ、妖艶な微笑みを浮かべたのだった。
「これは、その……。色々考えたのだけど……、婚約破棄してください!」
私は意を決して告げる。
色々考えて、これが一番彼のためになる。
レオは一瞬、驚いたように目を見開く。そして、にこりと微笑むとぐしゃりとその手紙を握りつぶした。
「婚約破棄はしない」
「え?」
まさか断られると思っていなかった私は、驚いた。
しかも、なんだか怒ってる?
レオは立ち上がると、座っている私の背もたれにドンッと手を置き、私を囲い込む。
至近距離に秀麗な顔があり、ドキンと胸が跳ねた。
「ねえ、エレン。ようやくきみが手に入るのに、今さら手放すなんで思ってるの? 俺がどんなにきみを愛しているか、これからしっかりわからせないとね」
レオは私を見つめ、妖艶な微笑みを浮かべたのだった。