LE CIEL BRILLANT 〜無職29歳、未経験の仕事に挑戦したらジュエリーデザイナーにこっそり溺愛されてました〜
さほど広くない店内にはショーケースが壁に沿うように並べられ、中央にも縦に二つほど並んでいる。入口入ってすぐは客の目を引くようにセール品が、奥には婚約指輪や結婚指輪などが並べられている。その横は商談スペースになっていて、応接セットがおいてあった。デザインの注文やリフォーム依頼などがあった際はそこを使う。
「新人来たよー」
直哉が声をかけると、二人はそろって藍を見た。一瞬、ビクッとしてしまう。が、すぐに気を取り直す。
「茅野藍です。よろしくお願いします!」
「俺は日長直哉。こっちは店長の翡翠川瑶煌。面接でも会ってるからわかるね」
直哉が紹介する。瑶煌は店長でありオーナーでもあり、鑑定士であり、ジュエリーデザイナーでもある。
「新人来たよー」
直哉が声をかけると、二人はそろって藍を見た。一瞬、ビクッとしてしまう。が、すぐに気を取り直す。
「茅野藍です。よろしくお願いします!」
「俺は日長直哉。こっちは店長の翡翠川瑶煌。面接でも会ってるからわかるね」
直哉が紹介する。瑶煌は店長でありオーナーでもあり、鑑定士であり、ジュエリーデザイナーでもある。