LE CIEL BRILLANT 〜無職29歳、未経験の仕事に挑戦したらジュエリーデザイナーにこっそり溺愛されてました〜
38 君も
休み明け、藍は意気揚々と出勤した。
自分で作ったローズクォーツのピアスを耳につけて。
青い空がビルの上に広がる。
それを見て、今度はアクアマリンで作ろうかな、と思う。あの石とおそろいのピアスを。
ペンダントとして復活したアクアマリンはシャツの下につけている。これなら瑠璃に見とがめられることもない。
果たしてピアスはどうかな。小さいし、大丈夫だよね。
店に入るとすでに瑶煌たちは出勤していた。事務所にいる。
おはようございます、を声をかけると直哉がひょこんと顔をだした。
「おはよう、あ、新しいピアスつけてる」
目ざとく見つけて直哉が言う。
「自分で作ってみたんです、どうですか?」
「うん、いいよ、かわいい」
直哉ならどんなピアスでもほめてくれそうだが、それでもやはりうれしかった。
自分で作ったローズクォーツのピアスを耳につけて。
青い空がビルの上に広がる。
それを見て、今度はアクアマリンで作ろうかな、と思う。あの石とおそろいのピアスを。
ペンダントとして復活したアクアマリンはシャツの下につけている。これなら瑠璃に見とがめられることもない。
果たしてピアスはどうかな。小さいし、大丈夫だよね。
店に入るとすでに瑶煌たちは出勤していた。事務所にいる。
おはようございます、を声をかけると直哉がひょこんと顔をだした。
「おはよう、あ、新しいピアスつけてる」
目ざとく見つけて直哉が言う。
「自分で作ってみたんです、どうですか?」
「うん、いいよ、かわいい」
直哉ならどんなピアスでもほめてくれそうだが、それでもやはりうれしかった。