LE CIEL BRILLANT 〜無職29歳、未経験の仕事に挑戦したらジュエリーデザイナーにこっそり溺愛されてました〜
「糸魚川の翡翠なんか古墳時代にはすごくたくさんとれて全国に流通していた形跡があるのよ」
「古墳時代に? その時代の交通手段って徒歩か馬ですよね?」
「そうよ。馬も少なかったんじゃないかしら。すごいわよね、道路もろくに整備されてないのに。シルクロードみたいに翡翠ロードがあったみたいよ。ネットで検索すると別の翡翠ロードが出てきちゃうけど」
「よくご存じで、尊敬します」
「桜内さんにはかなわないわあ。すごく物知りですもの。あ、店長もスイッチ入ると長いわよね」
「わかります。最初、びっくりしました」
ふふふ、と笑った婦人が、あら、となにかに気が付く。
「眼鏡ストラップかしら」
ショーケースの上にツリー型のアクセサリータワーがあり、そこに店長の作ったストラップが掛かっていた。
「はい。マスクストラップとしても眼鏡ストラップとしてもご利用いただけます」
「かわいいわね。値段もお手頃だわ」
「古墳時代に? その時代の交通手段って徒歩か馬ですよね?」
「そうよ。馬も少なかったんじゃないかしら。すごいわよね、道路もろくに整備されてないのに。シルクロードみたいに翡翠ロードがあったみたいよ。ネットで検索すると別の翡翠ロードが出てきちゃうけど」
「よくご存じで、尊敬します」
「桜内さんにはかなわないわあ。すごく物知りですもの。あ、店長もスイッチ入ると長いわよね」
「わかります。最初、びっくりしました」
ふふふ、と笑った婦人が、あら、となにかに気が付く。
「眼鏡ストラップかしら」
ショーケースの上にツリー型のアクセサリータワーがあり、そこに店長の作ったストラップが掛かっていた。
「はい。マスクストラップとしても眼鏡ストラップとしてもご利用いただけます」
「かわいいわね。値段もお手頃だわ」