LE CIEL BRILLANT 〜無職29歳、未経験の仕事に挑戦したらジュエリーデザイナーにこっそり溺愛されてました〜
67 バカじゃないの
瑶煌は救急車に連絡し、警察にも無事に直哉が見つかったことを伝えた。
三人が無言で救急車を待っていたとき。
「ごめん、見つからなかっ――」
言いながら瑠璃が店内に入って来て、そこにいる三人に驚く。
「いるんなら連絡してよ! 瑶煌にはなんども電話したのよ? 長いこと話し中だったし」
「すまない、気が付かなかった」
瑶煌が通話中だったのは藍がかけた電話をずっとつなげっぱなしにしていたからだ。藍がかけた電話は無事につながり、異変を察した瑶煌が駆け付けたのだ。
「直哉、心配したわ」
座り込んでいる直哉に、瑠璃が駆け寄る。膝を突いて、彼の顔を覗き込む。
「大丈夫? 何があったの?」
「すまない。強盗は俺のせいなんだ。俺の書き込みが呼び水になって強盗が入った。俺はこのあと、警察へ出頭する」
「はあ!? 何言ってるの!?」
瑠璃は驚愕した。
三人が無言で救急車を待っていたとき。
「ごめん、見つからなかっ――」
言いながら瑠璃が店内に入って来て、そこにいる三人に驚く。
「いるんなら連絡してよ! 瑶煌にはなんども電話したのよ? 長いこと話し中だったし」
「すまない、気が付かなかった」
瑶煌が通話中だったのは藍がかけた電話をずっとつなげっぱなしにしていたからだ。藍がかけた電話は無事につながり、異変を察した瑶煌が駆け付けたのだ。
「直哉、心配したわ」
座り込んでいる直哉に、瑠璃が駆け寄る。膝を突いて、彼の顔を覗き込む。
「大丈夫? 何があったの?」
「すまない。強盗は俺のせいなんだ。俺の書き込みが呼び水になって強盗が入った。俺はこのあと、警察へ出頭する」
「はあ!? 何言ってるの!?」
瑠璃は驚愕した。