LE CIEL BRILLANT 〜無職29歳、未経験の仕事に挑戦したらジュエリーデザイナーにこっそり溺愛されてました〜
1 初めての
勇気だ、勇気。
駅から歩きながら、藍は自分に言い聞かせる。
彼女は今、無事に合格した就職先へと向かっていた。
空は青く晴れていた。ところどころに見える白い雲とのコントラストが美しい。
藍は指定された時間の15分前に着いた。
そこは駅からほど近く、商店街から少しずれた場所にある。もともとなにかのお店があったのを買いとってお店を開いたらしい。
白い質素な外観だった。浮き出るように作られた金文字の看板。「PIERRE BLEU CIEL」と書かれている。派手さはないが、上品な造りだった。
駅から歩きながら、藍は自分に言い聞かせる。
彼女は今、無事に合格した就職先へと向かっていた。
空は青く晴れていた。ところどころに見える白い雲とのコントラストが美しい。
藍は指定された時間の15分前に着いた。
そこは駅からほど近く、商店街から少しずれた場所にある。もともとなにかのお店があったのを買いとってお店を開いたらしい。
白い質素な外観だった。浮き出るように作られた金文字の看板。「PIERRE BLEU CIEL」と書かれている。派手さはないが、上品な造りだった。