ひとつの信仰
私がおばあちゃんに
なったとき

命が尽きた時

若くして命を絶ったあなたが
1番に迎えにきてくれて

幸せしか存在しない
場所へ行けると

思うようになった

その遠い日のことを考えて

わたしは

そのときには
思い返して私自身を許すのだと

今日も
その場所を思いながら
死んだふりをしながら
安らかな眠りにつく

ただ、おばあちゃんは
ゆっくり過ごすものだと
心休まるものだと
思っているが
未来はおばあちゃんも
働き詰めかもしれない
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