あの夏の君は何処へ?

海へ着くと観光客で凄く賑わっていて、砂浜がテントで埋め尽くされていた。

「わぁ...すっごく人が沢山いるね、!」

「そーだね、少し人の少ないとこに行こっか。」


そう言って私の手を掴んで、人の少ない木の影へと連れてってくれた。


「ここなら人も居ないし涼しいから大丈夫だね。」

「うん!ありがとっ!!」


「そういえば..ここに来る途中でかき氷が売ってたからちょうどお金も持ってるし買ってこようかな。」

「ほんと!?私いちご味食べたい!!」

「分かった。買ってくるね!」

そう言って翔くんは走って行ってしまった。
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