育児に奮闘していたら、イケメン整形外科医とのとろあま生活が始まりました
持ち手の先にギラリと光る円状の電動ノコギリの様な鋭い刃。それを見た妃織は「ママ! ひお、あれイヤだ!」と、私にとびついてくる。
え……なに。今からなにされるの?
そんな疑問が頭に浮かんで、妃織が『イヤだ』と言う気持ちもわからなくはない。こんな鋭い刃が付いた物を使うなんて、子どもが嫌がるに決まっている。
「妃織ちゃん? 大丈夫。これはね、皮膚は切れないから痛くはならないよ」
にっこり笑顔で妃織に説明しているけれど、イマイチ理解していないようだ。
それもそうだろう。『切れない』と言われても、妃織にとってはただの怖い道具にしか映ってない。
それにしても、皮膚は切れないって……どうなっているの?
「美優さん、大丈夫ですよ。これ、本当に皮膚は切れないので。刃を高速回転させて、摩擦でギプスをカットしているんです」
「え、すごい……。これ、そんな風になっているんですね」
疑問に感じていたことがわかったのだろうか。ギプスカッターという道具について、詳しく説明してくれる山内先生。
「ちょっと音がうるさいけどね」と付け加えると、山内先生はギプスカッターのコンセントをベッドの上にあるフラグに差した。
「美優さん、妃織ちゃんのこと抱っこしてもらますか?」
え……なに。今からなにされるの?
そんな疑問が頭に浮かんで、妃織が『イヤだ』と言う気持ちもわからなくはない。こんな鋭い刃が付いた物を使うなんて、子どもが嫌がるに決まっている。
「妃織ちゃん? 大丈夫。これはね、皮膚は切れないから痛くはならないよ」
にっこり笑顔で妃織に説明しているけれど、イマイチ理解していないようだ。
それもそうだろう。『切れない』と言われても、妃織にとってはただの怖い道具にしか映ってない。
それにしても、皮膚は切れないって……どうなっているの?
「美優さん、大丈夫ですよ。これ、本当に皮膚は切れないので。刃を高速回転させて、摩擦でギプスをカットしているんです」
「え、すごい……。これ、そんな風になっているんですね」
疑問に感じていたことがわかったのだろうか。ギプスカッターという道具について、詳しく説明してくれる山内先生。
「ちょっと音がうるさいけどね」と付け加えると、山内先生はギプスカッターのコンセントをベッドの上にあるフラグに差した。
「美優さん、妃織ちゃんのこと抱っこしてもらますか?」