育児に奮闘していたら、イケメン整形外科医とのとろあま生活が始まりました
好きという素直な気持ち
さっきから、心臓がドキドキとうるさい気がするーー。
今日1日、妃織は本当に楽しそうにはしゃいでいた。
普段私は遅くまで仕事をしているし、両親に妃織のことは任せっきりにしてしまっている。休みの日にどこかへ連れて行ってあげることはなかなか出来なくて、妃織に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
そんなときに妃織の手術を担当してくれた山内先生ーー晃洋さんが、水族館へと誘ってくれた。
申し訳なく思いつつもはしゃぐ妃織を見て、嬉しくなった。
こんなに妃織のことを笑顔にしてくれる男性がいるんだと初めて知ったし、晃洋さんになら心を許しても問題ないかな……って。
それでそのまま、晃洋さんのマンションへお邪魔することになったのだけど。
「どうした? 入っていいよ」
「あ……えっと、入っても……いいですか?」
『まだ一緒にいたい』と言ってくれた晃洋さんのお言葉に甘えてしまったわけだけれど、緊張しすぎてなかなか家に入ることができない。
でも、私に抱っこされたままの妃織は全体重を預けてきていて、そろそろ腕が限界。
「あはは、遠慮なく入って」
「……それじゃあ、お邪魔……します」
妃織を抱きかかえたまま玄関で靴を脱いでから、屈んで妃織の靴も脱がせた。
靴を揃えようとすると「俺がやるから入って」と、手助けをしてくれる晃洋さん。
今日1日、妃織は本当に楽しそうにはしゃいでいた。
普段私は遅くまで仕事をしているし、両親に妃織のことは任せっきりにしてしまっている。休みの日にどこかへ連れて行ってあげることはなかなか出来なくて、妃織に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
そんなときに妃織の手術を担当してくれた山内先生ーー晃洋さんが、水族館へと誘ってくれた。
申し訳なく思いつつもはしゃぐ妃織を見て、嬉しくなった。
こんなに妃織のことを笑顔にしてくれる男性がいるんだと初めて知ったし、晃洋さんになら心を許しても問題ないかな……って。
それでそのまま、晃洋さんのマンションへお邪魔することになったのだけど。
「どうした? 入っていいよ」
「あ……えっと、入っても……いいですか?」
『まだ一緒にいたい』と言ってくれた晃洋さんのお言葉に甘えてしまったわけだけれど、緊張しすぎてなかなか家に入ることができない。
でも、私に抱っこされたままの妃織は全体重を預けてきていて、そろそろ腕が限界。
「あはは、遠慮なく入って」
「……それじゃあ、お邪魔……します」
妃織を抱きかかえたまま玄関で靴を脱いでから、屈んで妃織の靴も脱がせた。
靴を揃えようとすると「俺がやるから入って」と、手助けをしてくれる晃洋さん。