育児に奮闘していたら、イケメン整形外科医とのとろあま生活が始まりました
「わーい!」と、足をバタバタさせて大喜びしている妃織。
あれよあれよと2人で話を進めていって、なんだか私が完全に置いてきぼり状態だ。
晃洋さんも、妃織は絶対に「嫌だ」と言わないことをわかっていて、妃織に話を持ち掛けたのだろうけれど……晃洋さんと一緒に同棲することになるなんて、考えてもいなかったな。
「ママ、ここにすんでもいいよね?」
抱っこされたまま、晃洋さんの肩からひょっこりと顔を覗かせる妃織。その顔には「ママ。いいって言って」と書いてあるようで、さすがに「No」とは言いづらい。
なんなの、この状況……。
「えーっと……うん。いいよ」
「わーい!! ママもいいって!」
「よーし、決まりだな」
「きまりー!」と、晃洋さんの真似をして大喜びの妃織。
なのに私は『同棲する』ということにドキドキしていて、晃洋さんの顔を直視できない。
嬉しいやら、恥ずかしいやら……。
でも、好きな人と一緒に住めるのって、嬉しいな。
以前付き合っていた海斗と同棲が決まったときも、こんな気持ちになっていたことははっきりと覚えている。結果は悲しいものになったけれど、そのおかげで晃洋さんと出会って、今こうして同じ時間を過ごすことができている。
海斗との別れは、間違いではなかったんだ。
あれよあれよと2人で話を進めていって、なんだか私が完全に置いてきぼり状態だ。
晃洋さんも、妃織は絶対に「嫌だ」と言わないことをわかっていて、妃織に話を持ち掛けたのだろうけれど……晃洋さんと一緒に同棲することになるなんて、考えてもいなかったな。
「ママ、ここにすんでもいいよね?」
抱っこされたまま、晃洋さんの肩からひょっこりと顔を覗かせる妃織。その顔には「ママ。いいって言って」と書いてあるようで、さすがに「No」とは言いづらい。
なんなの、この状況……。
「えーっと……うん。いいよ」
「わーい!! ママもいいって!」
「よーし、決まりだな」
「きまりー!」と、晃洋さんの真似をして大喜びの妃織。
なのに私は『同棲する』ということにドキドキしていて、晃洋さんの顔を直視できない。
嬉しいやら、恥ずかしいやら……。
でも、好きな人と一緒に住めるのって、嬉しいな。
以前付き合っていた海斗と同棲が決まったときも、こんな気持ちになっていたことははっきりと覚えている。結果は悲しいものになったけれど、そのおかげで晃洋さんと出会って、今こうして同じ時間を過ごすことができている。
海斗との別れは、間違いではなかったんだ。