束の間を超えて ~片想いする同僚兼友人に、片想いをした~ 【番外編追加済】
「彩子……」

 洋輔は片手で顔を覆って、そっぽを向いてしまった。

「さすがにそんなこと言われたら、ちょっとくる……今からってわけにはいかないから煽るようなこと言わないで……」
「ごめん……」
「ふぅー……」

 洋輔は大きく息を吐きだしたあと、彩子に向かって微笑み、彩子の頭を軽く一撫でした。
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