束の間を超えて ~片想いする同僚兼友人に、片想いをした~ 【番外編追加済】

5. 最高の誕生日

 翌日。彩子と洋輔は駅の改札口で待ち合わせをしていた。

 今日は洋輔にお任せなので、彩子はついていくばかりである。


 待ち合わせ場所にはやはり洋輔が先についていた。

「洋輔、お待たせ」
「ううん。彩子、誕生日おめでとう」
「ふふっ、ありがとう」
「じゃあ、まずは移動してお昼食べにいくよ」
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