束の間を超えて ~片想いする同僚兼友人に、片想いをした~ 【番外編追加済】
洋輔に連れてこられたのはハワイアンレストランだった。
写真付きのメニューにぐんぐんと食欲を掻き立てられる。ロコモコもバーガーもライスボールもどれもおいしそうだ。何よりパンケーキに惹かれてやまない。
「好きなもの頼んでいいけど、夜ご飯食べられるくらいの余裕は残しといてね」
「はーい」
「ははっ、いい返事」
「いやー迷うね。パンケーキおいしそうなんだけど、やっぱりデザートって感じがしちゃうんだよね。どうしようかな」
結局彩子はロコモコを頼み、洋輔はバーガーを注文していた。
パンケーキは気になったが、洋輔のことだからケーキを用意してくれていそうな気がして、最終的には候補から外していた。
「パンケーキじゃなくてよかったの?」
「うん。食べたかったらまた来ればいいから」
「それもそうだね。じゃあ今度はパンケーキ食べにこようか」
「うん、約束ね」
昼食を終えるとまた彩子は洋輔について歩く。
レストランを出て十五分くらい経っただろうか。洋輔がとある店の前で止まり、彩子にそこを指し示した。
「ここだよ。今日のメインイベント」
洋輔に連れられてきた場所、そこは筆記具専門店だった。
写真付きのメニューにぐんぐんと食欲を掻き立てられる。ロコモコもバーガーもライスボールもどれもおいしそうだ。何よりパンケーキに惹かれてやまない。
「好きなもの頼んでいいけど、夜ご飯食べられるくらいの余裕は残しといてね」
「はーい」
「ははっ、いい返事」
「いやー迷うね。パンケーキおいしそうなんだけど、やっぱりデザートって感じがしちゃうんだよね。どうしようかな」
結局彩子はロコモコを頼み、洋輔はバーガーを注文していた。
パンケーキは気になったが、洋輔のことだからケーキを用意してくれていそうな気がして、最終的には候補から外していた。
「パンケーキじゃなくてよかったの?」
「うん。食べたかったらまた来ればいいから」
「それもそうだね。じゃあ今度はパンケーキ食べにこようか」
「うん、約束ね」
昼食を終えるとまた彩子は洋輔について歩く。
レストランを出て十五分くらい経っただろうか。洋輔がとある店の前で止まり、彩子にそこを指し示した。
「ここだよ。今日のメインイベント」
洋輔に連れられてきた場所、そこは筆記具専門店だった。