束の間を超えて ~片想いする同僚兼友人に、片想いをした~ 【番外編追加済】
「あれ? テレビ見なかったの?」
風呂から上がってきた洋輔が開口一番に尋ねた。
「うん。ぼーっとしてたや」
「大丈夫? 疲れた?」
「あ、ううん。そうじゃなくて、今日一日の幸せ噛みしめてた。へへっ」
洋輔が彩子の隣に座って、彩子をぎゅーっと抱きしめてきた。
「そっか、彩子、今日幸せだったのか」
「うん」
洋輔は身体を離すと微笑みを浮かべて彩子に視線を合わせてきた。
「彩子、今日は楽しかった?」
「うん、すごく」
「百点満点?」
「もちろん! 百点どころじゃないよ。想像を遥かに超えてた」
それは彩子の嘘偽りない言葉だった。本当に人生で一番素敵な誕生日だったのだ。
風呂から上がってきた洋輔が開口一番に尋ねた。
「うん。ぼーっとしてたや」
「大丈夫? 疲れた?」
「あ、ううん。そうじゃなくて、今日一日の幸せ噛みしめてた。へへっ」
洋輔が彩子の隣に座って、彩子をぎゅーっと抱きしめてきた。
「そっか、彩子、今日幸せだったのか」
「うん」
洋輔は身体を離すと微笑みを浮かべて彩子に視線を合わせてきた。
「彩子、今日は楽しかった?」
「うん、すごく」
「百点満点?」
「もちろん! 百点どころじゃないよ。想像を遥かに超えてた」
それは彩子の嘘偽りない言葉だった。本当に人生で一番素敵な誕生日だったのだ。