束の間を超えて ~片想いする同僚兼友人に、片想いをした~ 【番外編追加済】
「うん。じゃあ、母さん、どうぞ」
「もういいの?」
「うん、いいよ」
目をらんらんとさせる母に彩子は強く身構えた。
「はぁ、もう、いい! すごくいい! 素敵! すごく好感が持てる! もうね、彩子のこと想ってくれてるのがすごく伝わってきて、私感動したのよ。ずっと見てたんだけど、二人、お外でイチャイチャしてたでしょ?」
「え……」
「お母さんっ!」
外でのやりとりを見ていたらしい。親に見られていたかと思うと恥ずかしくてたまらない。
「洋輔くんって呼んでもいい?」
「あ、はい」
「洋輔くん、彩子のこと大好きってお顔に書いてある。彩子も洋輔くんが大好きって書いてる」
「え」
彩子は思わず自分の頬を手で押さえた。
「よかったね、彩子。大好きな人が見つかって。大事にしなさい」
「うん」
「じゃあ、ここからは質問コーナーにしましょう」
母の周りに『ワクワク』という文字が浮かんで見えるようだ。
「ごめん、質問攻めになるかも……」
洋輔は大丈夫だというふうに彩子に微笑んだ。家族のことも受け入れてもらえたようですごくすごく嬉しかった。
「もういいの?」
「うん、いいよ」
目をらんらんとさせる母に彩子は強く身構えた。
「はぁ、もう、いい! すごくいい! 素敵! すごく好感が持てる! もうね、彩子のこと想ってくれてるのがすごく伝わってきて、私感動したのよ。ずっと見てたんだけど、二人、お外でイチャイチャしてたでしょ?」
「え……」
「お母さんっ!」
外でのやりとりを見ていたらしい。親に見られていたかと思うと恥ずかしくてたまらない。
「洋輔くんって呼んでもいい?」
「あ、はい」
「洋輔くん、彩子のこと大好きってお顔に書いてある。彩子も洋輔くんが大好きって書いてる」
「え」
彩子は思わず自分の頬を手で押さえた。
「よかったね、彩子。大好きな人が見つかって。大事にしなさい」
「うん」
「じゃあ、ここからは質問コーナーにしましょう」
母の周りに『ワクワク』という文字が浮かんで見えるようだ。
「ごめん、質問攻めになるかも……」
洋輔は大丈夫だというふうに彩子に微笑んだ。家族のことも受け入れてもらえたようですごくすごく嬉しかった。