束の間を超えて ~片想いする同僚兼友人に、片想いをした~ 【番外編追加済】
「もう彩子は俺の気持ちわかったよね?」
「……うん」
あれから二人はずっと想いを伝えあってきたのだ。間違うはずもない。今はもう互いの心がわかる。
「俺が好きなのは誰?」
「洋輔が、好きなのは……私」
「うん。彩子が好きなのは?」
「私が、好きなのは、洋輔」
口に出せば、強くその想いを自覚させられる。
「うん。俺は彩子が好きで、彩子は俺が好き。両想いだね」
「両想い……」
それは絶対に手に入らないものだと思っていた。ずっと束の間の恋人でしかないのだと。
今、両想いだと口にしてみれば、じんわりと胸が温かくなっていった。
「そうだよ。俺たちは互いに愛しあってる」
「うん」
「……うん」
あれから二人はずっと想いを伝えあってきたのだ。間違うはずもない。今はもう互いの心がわかる。
「俺が好きなのは誰?」
「洋輔が、好きなのは……私」
「うん。彩子が好きなのは?」
「私が、好きなのは、洋輔」
口に出せば、強くその想いを自覚させられる。
「うん。俺は彩子が好きで、彩子は俺が好き。両想いだね」
「両想い……」
それは絶対に手に入らないものだと思っていた。ずっと束の間の恋人でしかないのだと。
今、両想いだと口にしてみれば、じんわりと胸が温かくなっていった。
「そうだよ。俺たちは互いに愛しあってる」
「うん」