青空の向こう

外の世界へ

私は街道を歩く。都までの道は分かっていた。難しい道ではない。この道をただ歩いて行くだけいい。


風が気持ちよく頬を撫でる。私は自然と立ち止まり大きく息を吸っていた。

「気持ちいい~」

自然と声が出る。

この開放感、お日様の下を歩ける爽快さ、今まで味わった事の無いものだった。
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