青空の向こう
「じゃぁ、お休み。今日はゆっくり休んでね」

ルウはそう言うと自分の部屋へ引き上げた。

私も部屋に入り、寝る支度をする。

支度をしながらも部屋を見回した。


広い・・・・広すぎる。私だけなのに、こんな立派な部屋だなんて。勿体無い。
広すぎて、落ち着かないし・・・
この部屋、やっぱり一番いい部屋だよね。きっと・・・・
明日は普通の部屋にして、って頼もう。宿代も安くすむし。


私は少し緊張しながらベッドに入ったが、疲れのためか、すぐに眠ってしまった。
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